2020-12-28 火事の夢さめて越後の雪の中 福田甲子雄 俳句鑑賞 激しい炎に囲まれ、もう駄目かと思った瞬間に目が覚める。高熱にうなされ全身ひどい汗だった。しかし、苦しい火照りも束の間、部屋の凍てつく空気に体はあっという間に冷えていった。 外では、しんしんと雪が降るのみである。